対東大戦 於:神宮球場=東洋大学野球部の歴史ーエピソード③

今季から改装されて広くなる神宮球場。今度の日曜からプロ野球のオープン戦も行われるが、20日の中日戦の後は28日の開幕戦までスケジュールは空いてるようだ。昭和五十七年に人工芝に切り替えられた時、東都と六大学の各校は特別練習を行っているので、今回もこの期間を利用して練習するのかもしれない。
神宮球場は昭和四十二年に両翼を100mから昨年までの91mに改修しているが、その時は竣工記念として東都と六大学の対抗試合を行っている。組み合わせは亜大-早大・駒大-法大・専大-立大・中大-明大・日大-慶大・東洋-東大。前季の順位通りの組み合わせで、東洋は入替戦で芝工大を破って二度目の一部昇格を果たしたばかりだったため、六大学前季六位の東大との対戦となった。

昭和四十二年四月七日神宮球場改装記念野球第一日。於:神宮球場
東京大000 000 100  1
東洋大021 300 00X  6
東大:柳町・石渡・橋谷―白川・稲村
東洋:会田・久次・千葉―長谷川・内
本塁打:細川(洋)
三塁打:川副(洋)
二塁打:河島(東)


東大31 4 0 3 2 0 0 0 5

東洋32 6 5 5 5 0 0 2 7

昇格したばかりとはいえ、東都の面目は保ったと言えようか。
他のカードの結果は亜大2-2早大、専大6-3立大、慶大3-2日大で大会三日目組まれていたに駒大-法大、中大-明大は雨のため中止となってしまった。
この記念試合以外に改装後の球場での練習などが行われたのか定かではないが、中止になってしまったチームは気の毒のような気もする。

今年の場合は六大学は社会人との対抗戦も組まれているので、できれば東都のチームにより多くの練習時間を割いてほしいものだがどうなっているのだろうか。



・・・・神宮球場は元々両翼100mだったものを、プロ球団も使用するようになってからホームランを多くして“より野球を面白くする”為四十二年の改装を行ったと聞く。(当初はプロの試合の時だけラッキーゾーンを設けていたそうだ)。それを今回も“より野球を面白くする”為に元の戻すと言うのだから妙な話ではある。・・・・




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