東洋大学の全日本大学野球選手権戦績Ⅷ:平成29年・平成30年・令和元年

第六十六回:平成29年(2017) 出場十一回目:一回戦敗退

6月5日:一回戦 於・東京ドーム:試合開始11:33 終了14:15 観衆2500人
東海大北海道010 400 002  7
東 洋 大000 020 000  2
(東海)太田・徳橋ー新井
(東洋)飯田・上茶谷・中田・山下(雅)・甲斐野・片山(翔)ー西川
本塁打:今川(海) 三塁打:有間・新井(海)西川(洋) 二塁打:有間・赤尾(海)原澤(洋)
東海大北海道 ..... 東洋大
(三) 中西 (東海大四) 4 0 0 (中) 竹原 (二松學舎大附) 2 0 0
(一) 松永 (関東一) 4 1 0 (左) 古田 (天理) 3 1 0
(二) 福田 (東海大四) 3 1 0 (三) 田中(也) (帝京) 5 2 0
(右) 大河内 (東海大四) 2 0 0 (二) 中川 (PL学園) 4 0 0
(中)左 今川 (東海大四) 3 1 1 (一) 佐藤 (聖光学院) 2 0 0
(指) 有間 (前橋工) 4 3 3 打一 原澤 (前橋工) 3 2 1
走指 大図 (東海大望洋) 0 0 0 (捕) 西川 (浦和学院) 2 1 1
(捕) 新井 (大谷室蘭) 4 2 1 (指) 片山 (来) (桐蔭学園) 5 1 0
(左) 赤尾 (東海大相模) 4 1 2 (遊) 小川 (霞ヶ浦) 1 0 0
馬目 (東海大山形) 0 0 0 打遊 津田 (浦和学院) 2 1 0
(遊) 山口 (柏日体) 4 0 0 (右) 宝楽 (PL学園) 0 0 0
打右 末包 (高松商) 2 0 0
蛭田 (平塚学園) 1 0 0
堀北 (龍谷大平安) 0 0 0
32 9 7 32 8 2
東海大(道) ..... 東洋大
太田 (駒大苫小牧)  5      25 7 3 5 2 飯田 (常総学院)  3 2/3 16 6 3 1 5
徳橋 (武修館)  4      18 1 4 6 0 上茶谷 (京都学園)     1/3 1 1 0 0 0
中田 (大宮東)  4 1/3 16 1 8 1 2
山下(雅) (東邦)          0/3 1 1 0 0 0
甲斐野 (東洋大姫路)     1/3 1 0 1 0 0
片山(翔) (大社)     1/3 1 0 0 0 0



東洋大・高橋監督「完敗です」再三好機逃し初戦敗退
6年ぶりの日本一を目指した東洋大(東都)は、初戦で姿を消した。
毎回出塁し、1回と7回以外の7イニングは得点圏まで走者を進めたが、5回に2点を挙げるのが精いっぱいだった。先発した飯田晴海投手(4年=常総学院)も右中間スタンドへのソロ本塁打を浴びるなど、4回途中5失点と精彩を欠いた。
高橋昭雄監督(68)は「実力負け、完敗です。飯田が打たれたならしょうがない。飯田で勝ってきたし」と話した。
東海大北海道・今川が先制V弾 強豪東洋大から金星
昨年8強の東海大北海道が強豪東洋大を7-2で下し、3年連続で初戦を突破した。2回1死。5番今川優馬中堅手(3年=東海大四)が、右中間スタンドに今大会第1号となる先制アーチを突き刺した。「完璧な当たりだった」。東洋大のプロ注目右腕、飯田晴海(4年=常総学院)の出はなをくじいた。
努力が生んだ本塁打だった。東海大四(現東海大札幌)では少数派の軟式出身ながら、14年夏の甲子園では代打で安打を放った。大学では層の厚さもあり、昨年の全日本選手権ではボールボーイ。1年後、やっとベンチ入りをつかんだ。6人きょうだいの長男。前日に弟妹全員から無料メールアプリ「LINE」で励まされ発奮した。
今年3月、練習試合で右足首靱帯(じんたい)を切断。全治1カ月と診断されたが、「全然問題ない」と、5月中旬の春季リーグ第2節から強行出場した。高橋葉一監督(51)も「キャンプから今年にかける思いがあった。努力の人間」と評価する。
今川の先制パンチで打線が爆発した。4回には4本の長短打で一挙4得点で突き放した。飯田対策のために、投手を2メートル手前から投げさせた打撃練習が成果を生んだ。今川は「飯田さんとやれるのが楽しみだった」と笑みをこぼした。
4度の優勝を誇る強敵を破っても、今川は「チームとしては日本一が目標。ここで気を抜かず、1つずつ勝ちたい」と気を引き締める。まずは2年連続8強入りへ、明日7日に桐蔭横浜大(神奈川)と激突する。
(『日刊スポーツ』平成二十九年六月五日付)

ベスト8 ドットコム・試合前シートノック動画




第六十七回:平成30年(2018) 出場十二回目:初戦敗退(七回コールド)

6月13日:二回戦 於・東京ドーム:試合開始11:55 終了13:45 観衆2700人
東洋大000 102 0  3
九州産大034 010 2x  10
(東洋)上茶谷・梅津ー佐藤(都)
(九産)岩田ー揚村
本塁打:横田2(九)酒巻(東) 二塁打:横田(九)山田(東)
東洋大 ..... 九産大
(中) 竹原 (二松學舎大附) 4 0 0 (二) 柳内 (九州学院) 4 2 4
(左) 飯塚 (藤代) 3 1 0 (遊) 児玉 (文徳) 4 2 1
(捕) 佐藤 (聖光学院) 3 0 0 (三) 岩城 (東海大五) 4 2 0
(二) 中川 (PL学園) 3 0 0 (指) 脇坂 (九州国際大付) 4 1 0
(右) 山田 (桐生一) 3 2 0 (一) (大村工) 4 1 0
(指) 岡崎 (帝京) 3 1 1 (左) 西山 (熊本工) 3 1 0
(一) 堀北 (龍谷大平安) 1 0 0 (捕) 揚村 (飯塚) 4 2 0
打一 酒巻 (成田) 1 1 2 (右) 武上 (飯塚) 2 0 0
(三) 津田 (浦和学院) 3 0 0 (中) 横田 (大牟田) 3 3 5
(遊) 小川 (霞ヶ浦) 2 1 0
26 6 3 32 14 10
東洋大 ..... 九産大
上茶谷 (京都学園) 2 1/3 17 7 2 2 4 岩田 (九産大九州) 7 29 6 2 2 2
梅津 (仙台育英) 4 1/3 19 7 5 0 4


投手乱調 V候補沈む
「あっという間で、頭が真っ白に……」。本塁打を浴びてコールド負けが決まった瞬間、東洋大の梅津はぼうぜんとしていた。
リーグ戦3連覇の立役者だった上茶谷が二回に連打などで3点を失い、三回途中で降板。1死満塁で救援した梅津もいきなり連打を浴びてしまう。「交代のとき、上茶谷が『ごめん』と。抑えるつもりが逆になって申し訳ない。相手はみなバットが振れていて、流れを断ち切れなかった」。敗戦後、梅津は目を赤くして悔しさをかみしめた。
同じ初戦負けでも昨年とは状況が違う。梅津、上茶谷に抑えの甲斐野。右腕3人がそろって最速150㌔台を誇る今秋のドラフト1位候補へと成長した今年、ライバル校の多くが打倒目標に掲げる実力随一の優勝候補と見られていた。
杉本監督は試合後、上茶谷の体調が万全ではなかったことを明かし、「それでも出来は悪くなかったが、一度流れが傾くとこうなるのがトーナメントの怖さ」と実感を込めた。掲げてきた「年間4冠」の目標は、春でついえてしまった。

九産大打撃好調 横田2打席連発
九産大は七回2死一塁、横田が2打席連続の本塁打。これで本人も「想像もしなかった」コールド勝ちだ。東洋大の「150㌔トリオ」の2人を打ち崩した。ほぼ全員が指2本分短くバットを握って鋭い振り。14安打のうち9安打を三回までに集め、上げ潮に乗った。この大会は8強どまりで、準々決勝敗退が過去7度。「次も自分たちの野球で勝ちたい」。目標とした4強入りに挑戦する。
(『朝日新聞』平成三十年六月十四日付朝刊)


試合前シートノック


第六十八回:令和元年(2019) 出場十三回目:準々決勝敗退

6月12日:二回戦 於・神宮球場:試合開始11:59 終了14:38 観衆4000人
東 洋 大013 001 020  7
桐蔭横浜大000 000 010  1
(東洋)村上・松澤・河北―佐藤(都)
(桐蔭)関野・三浦・登坂―手島・大貫・森下
本塁打:松本渉(東) 二塁打:山崎・木村(東)
東洋大 桐蔭横浜
(中) 松本 (龍谷大平安) 3 3 1 (遊) 杉山 (湘南工科大附) 4 0 0
(左) 小峰 (帝京) 1 1 1 (指) 鈴木 (常総学院) 4 1 0
(右) 山田 (桐生一) 4 0 1 (左) 道上 (日南学園) 4 0 0
(捕) 佐藤(都) (聖光学院) 3 2 0 (右) 大神田 (日大明誠) 4 1 0
(指) 山崎(基) (愛工大名電) 4 2 2 (中) 山ノ井 (作新学院) 3 0 0
(遊) 小川 (霞ヶ浦) 3 0 0 (三) 渡部 (日本ウェルネス) 3 0 0
(一) 諏訪 (浦和学院) 5 0 0 (一) 石橋 (盛岡大附) 2 0 0
(三) 津田 (浦和学院) 4 0 0 打一 霜田 (東農第二) 0 0 0
(二) 木村 (霞ケ浦) 4 1 0 (二) 山口 (尾道) 2 0 0
打一 山根 (岡山理大付) 1 0 0
小林 (育英) 0 0 0
(捕) 手島 (山梨学院) 1 0 0
打一 鹿糠 (盛岡大附) 1 0 0
大貫 (日本大学) 0 0 0
打一 内山 (青森山田) 1 0 0
森下 (岡山理大付) 0 0 0
31 9 5 30 2 0


東洋大 桐蔭横浜
村上 (智辯学園)  7      24 2 6 1 0 関野 (湘南学院)  2 2/3 14 4 1 4 4
松澤 (帝京)  1      5 0 1 1 0 三浦 (川崎北)  5 1/3 26 5 5 5 3
河北 (浦和学院)  1      4 0 2 1 0 登坂 (市立川越)  1      3 0 1 0 0



東洋大・村上、60キロ差緩急で7回2安打8強入り

東洋大先発のエース村上頌樹投手(3年)が、7回を投げ2安打に抑える完璧な投球。攻撃陣も松本渉外野手(1年)の公式戦初となる右越え本塁打を含む9安打7得点と投打に圧倒し、8強入りを果たした。

村上は、東洋大のエースとして堂々と全国のマウンドに立った。「2年連続で初戦敗退。まずは初戦突破が目標だった」。初回、カウントを悪くする展開も2三振と二ゴロで3者凡退に抑えると波に乗った。「緩急を意識した」という投球は、140キロ前半の真っすぐに「80~90キロくらい」というカーブが軸。同じ球種にも緩急をつけ、相手打者を手玉に取った。

リードする佐藤都志也捕手(4年)は「芯に捉えられたのはわずか2~3球だった」と4回まで3者凡退を続ける完璧な内容だった。

対戦した桐蔭横浜の大神田丈主将(4年)は「チェンジアップ、フォークと同じような軌道で落差が違って絞りきれなかった。変化球が一級品でした」と脱帽した。

13日の準々決勝では明大と対戦する。「今日は森下さんが投げずに終わっている。明日は(投げ合ったら)負けたくない。連投はリーグ戦でもやっているので大丈夫。優勝するには明治と対戦しなくてはいけない。それが早いか遅いか。絶対に勝ちたいです」と静かに闘志を燃やした。
(2019年6月12日付『日刊スポーツ』Web版)


J SPORTS
2回戦 桐蔭横浜大 vs. 東洋大 ハイライト【全日本大学野球選手権2019】


6月13日:準々決勝 於・神宮球場:試合開始9:00 終了11:03 観衆5500人
明治大101 010 000  3
東洋大000 000 000  0
(明治)森下―西野
(東洋)村上・渡邉・松澤・河北―佐藤(都)
二塁打:北本2(明)
明治大 東洋大
(遊) 添田 (作新学院) 4 1 0 (中) 松本 (龍谷大平安) 4 1 0
(中) 丸山 (前橋育英) 3 1 0 (左) 小峰 (帝京) 4 1 0
(右) 内山 (静岡) 3 1 0 (右) 山田 (桐生一) 4 2 0
(三) 北本 (二松學舍大附) 4 2 2 (捕) 佐藤(都) (聖光学院) 4 1 0
(一) 喜多 (広陵) 3 0 0 (指) 山崎(基) (愛工大名電) 4 1 0
(指) 公家 (横浜) 3 0 0 (二) 木村 (霞ケ浦) 3 1 0
和田 (常総学院) 1 0 0 (一) 諏訪 (浦和学院) 2 0 0
(左) 陶山 (常総学院) 4 1 0 廣岡 (拓大紅陵) 1 0 0
(捕) 西野 (浦和学院) 4 0 0 齋藤 (東洋大牛久) 0 0 0
(二) 清水(頌) (春日部共栄) 3 0 0 (三) 津田 (浦和学院) 2 0 0
市岡 (龍谷大平安) 0 0 0 (遊) 小川 (霞ヶ浦) 2 0 0

小泉 (聖光学院) 0 0 0
32 6 2 30 7 0

明治大 東洋大
森下 (大分商業)  9      32 7 4 1 0 村上 (智辯学園)  6      27 6 4 3 1
渡邊 (報徳学園)  1      3 0 0 0 0
松澤 (帝京)  1      3 0 0 0 0
河北 (浦和学院)  1      3 0 0 1 0



東洋大の村上、佐藤のバッテリーは明大エース・森下に脱帽
東洋大(東都大学)は、明大(東京六大学)に7安打完封負け。最速149キロ右腕・村上頌樹(しょうき、3年)と今秋ドラフト候補・佐藤都志也捕手(4年)は、相手のドラ1候補右腕・森下暢仁(まさと、4年)に脱帽した。

 エース・村上は12日の7回112球から連投。初回1死で2番打者にフルカウントからの外角直球がわずかに外れた。「そこで切り替えられなかった。引きずってしまった」。2死から二盗の後、フォークが浮き、先制中越え二塁打を許した。6回6安打3失点(自責1)で森下との投げ合いに敗れ、「大学NO1と言われているので、負けたくない気持ちがあったけど、全然、力が足りなかった。悔しい」と唇をかんだ。

 智弁学園で16年センバツ優勝、今春リーグ戦でMVPを含む4冠の右腕でも、森下との力の差を痛感した。「オーラがあって、雰囲気から余裕。簡単に打者を手玉に取っている。全然、違うと感じた。全部が一球品。自分にはないところ。真っすぐの質から変化球。自分がベンチから見ても、安心するような投手だった。(投げ合って)すげえと思ったのは、初めてですね。森下さんのような圧倒的な力をつけたい」と語った。

 佐藤は6回2死一、二塁で152キロの直球に三邪飛。「チャンスで打ち切れなかった。4番として情けない。球が伸びてきて、見逃せばボールかもしれないけど。投げ切った森下君がすごかった」。昨年の大学日本代表で同僚だった右腕に「予想以上かな。見た中でトップ3に入る投手。受けたのと打席では感覚が全然違う。ピンチになるほどギアを上げてくる」とお手上げ。9回に二塁内野安打を放ったが、2死二塁からの左前安打で本塁憤死。整列で森下に「やっぱ、えぐいわ」と声をかけた。
(2019年6月13日付『スポーツ報知』Web版)

J SPORTS
準々決勝 明治大学 vs. 東洋大学 ハイライト【全日本大学野球選手権2019】


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