東洋大・上茶谷投手が20奪三振!:2018春・東洋大対駒澤大三回戦

連休谷間の五月一日と二日が東都大学野球開催日の火曜・水曜となってしまった今年のゴールデンウィーク。休みが暦通りの筆者にとっては、何とも恨めしいカレンダーであります。
六大学の早明戦が三回戦までもつれましたのが、月曜日は生憎?の好天気で明治大学が勝点を挙げ終了。

天気予報を見ても火・水とも雨天順延は望み薄。かといって、さすがに敗戦を期待する訳には参りません……(おもて向きは)

一日の対駒大戦初戦を取って、二日の二回戦も一時は五点をリードしておりましたが、仕事の合間に覗くライブ中継で同点に追いつかれたことを知ると、このまま引分けに終わることを真剣に念じておりました……。

わたくしの不届きな祈りが通じてか、祭日開催となった東洋大対駒澤大三回戦。三日の連休後半初日はヤクルト戦のデーゲームが組まれたため、一日置いた五月四日に行われましたが、三日は悪天候でありましたから、これもまたラッキーでありました。あとはスッキリ勝点をゲットして、二回戦の九回裏にひたすら中川選手の凡退を祈っていたわたくしの“罪業消滅”を願うだけであります……。


都営地下鉄大江戸線の国立競技場駅を降り、神宮球場へと向かいます。


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新国立競技場の工事も昨秋から比べると随分進んでおりました。


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プロ野球の方はチケット完売でありました。となると東都の方は……。

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相変わらず年齢層は高目でありますが、まあまあのお客さんであります。ただ、連休後半の二日目のためか、いつもの祭日開催よりは少ないようでありました。
まあ、折角のゴールデンウィークに家族会議で東都大学野球観戦を提案しても、大概のご家庭では否決されてしまうのでありましょう。単身のおじさんが目につくあたりはいつもの東都の光景であります…。


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わたくしもシニア料金で観戦できる日が大分近づいて参りました。その日が来るのを楽しみにしていいものやら…ちょっと複雑な気分であります。

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東洋大の先発は、今季エース格の上茶谷投手。

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今季から監督の体型も大きく変わり、スマートな杉本泰彦監督の采配も楽しみであります。

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今季、既に四勝を挙げている上茶谷投手ですが、この日も絶好調。
一、二回ともアウトは全て三振。二回には振り逃げもあって一イニング4奪三振の珍記録のおまけもついてきました。

三回も先頭打者を三振に切ってとると



更に三振を奪い、試合開始から8連続奪三振。砂川選手に初安打を許しましたが、危なげないピッチングであります。

その裏の東洋大の攻撃は



二番・小峰選手が先制タイムリー。更に一点追加し序盤で二点をリードいたしました。


上茶谷投手の奪三振ショーもまだまだ続き






五回を終わって15奪三振(振り逃げ1)

その裏東洋大は



主将のPL学園最後の大物、中川選手がタイムリー


そろそろ上茶谷投手の奪三振記録も気になり出します。これまで一試合の最多奪三振は日大・門奈投手(92年秋対国学院大)と堤内投手(02年秋対専修大戦)の18個でありましたが



七回に駒澤大・新田選手からタイ記録となる18個目。

そして、八回


若林選手から19個目を奪い、一試合奪三振の連盟記録を更新。
更に砂川選手も三振に切って取り、八回を終わって20奪三振。

ここまで、24個のアウトの内三振が19(振り逃げが一つありますから)、内野ゴロ3、内野飛球1、盗塁死1であります。

あとは完封シャットアウトの場面を目撃するだけ…ここまでの試合時間は1時間50分程。私の東都観戦歴で試合時間が二時間を切るなど初めての事であります。
“せっかくの休日開催なのにこんなにあっさい終わるなんて、なんだかもったいないなあ~”などと、わたくしまたしても不届きなことを考えてしまいましたが……。



九回、駒澤大先頭の菅野選手がヒット。
さらに平野選手も続き、無死一、二塁。
ここで…




暴投のあと岡田選手にタイムリーが出てまず一点。

杉本監督は好投した上茶谷投手から守護神甲斐野投手へスイッチ

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しかし、勢いづいた駒澤大。流れは止められず…





手痛いバッテリーエラー、更に併殺崩れの間に同点に追いつかれてしまいました。

なんとか同点で食い止めたものの、その裏無得点の東洋大。

本日はプロ野球との併用日でありましたが、ここで試合展開が早かったのが幸いし延長戦に…。

十回裏、先頭竹原選手の内野フライをショートが落球でラッキーな出塁。
続く打者はPL学園最後の大物、四番で主将で主砲の中川選手。打ち勝つ野球の顔でありますが…。




現役引退後は日本通運で営業所長も務めたていたという、杉本監督は手堅いのであります…。

四番打者に送りバント、その後昨春の首位打者・佐藤選手が申告敬遠(初めて生で見ました)の後、サヨナラ打を放ったのは帝京高校出身の一年生・岡崎選手でありました。

奪三振新記録達成も目撃し、終わってみれば非常に充実したゴールデンウィークの一日でありました…。


上茶谷投手の奪三振(コマ送りスロー)


試合後、カメラマンのリクエストに応えてポーズ
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上茶谷投手の投球結果

守備 出身校............. 1 2 3 4 5 6 7 8 9
(左) 緒方 京都外大西 空振 空振 逃振 遊ゴ
(二) 菅野 向上 空振 一安 四球* 右安
(三) 平野 静岡 空振 空振 逃振 中安
(一) 岡田(耕) 敦賀気比 逃振 空振 三ゴ 左安
(捕) 智辯和歌山 空振* 死球 逃振
(指) 新田 市立呉 逃振 二飛 空振
(右) 酒井(良) 修徳 空振 空振 遊ゴ
(中) 若林 駒大苫小牧 空振 空振 空振
(遊) 砂川 沖縄尚学 中安 逃振 空振
空振り三振=14 見逃し三振=6
*二回・長=振り逃げ 六回・菅野=盗塁死

投球回 打者 投球数 被安打 四死球 奪三振 自責点
 8回0/3 31 123 5 2 20 3


これまでの一試合最多奪三振の変遷
学年 個数 月日 勝敗 対戦校 備考
伊藤芳明 中央大 15 S27 10/11 8 0 学習院大
松沼雅之 東洋大 16 S53 10/11 1 0 国士舘大 *9回終了時点で16、延長14回で22
若田部健一 駒澤大 17 H 2 9/25 3 1 東洋大
門奈哲寛 日本大 18 H 4 10/6 3 0 國學院大
堤内健 日本大 18 H14 9/20 1 3 専修大 *日大も12三振喫し敗戦
上茶谷大河 東洋大 20 H30 5/4 4x 3 駒澤大 *途中降板・勝敗付かず

*昭和27年の伊藤投手以前は不明




駒沢大学校歌





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